目 次
第1章 大学改革の世界的動向
― 国の未来を占う世界の大学改革 ―
1.1 アメリカ合衆国の大学改革
1.2 イギリスにおける大学改革
1.3 フランスにおける大学改革
1.4 ドイツにおける大学改革
1.5 中国における大学改革
第2章 大学の先導的使命
― 知的ニーズに応えて ―
2.1 大学の役割
2.2 ミュトスからロゴスへ:大学の誕生
2.3 アテナイ神殿回廊を講義室に:ソクラテス学苑の誕生
2.4 理想のポリスを求めて:アカデメイア学苑の誕生
2.5 ポリスからコスモポリスへ:リュケイオン学苑の誕生
2.6 ヘレニズム期の大学:迷える心の拠所を求めて
2.7 ギリシア哲学とユダヤ教との結びつき
2.8 ギリシアからローマへ:キリスト教の大学支配
2.9 イタリアにおける大学の誕生
2.10 フランスにおける大学の誕生
2.11 イギリスにおける大学の誕生
2.12 アメリカにおける大学の誕生
2.13 ドイツにおける大学の誕生
第3章 知力と国力との相関
― 国力とは知力である ―
3.1 知力と国力との相関について
3.2 市場の知的ニーズと大学の創設
第4章 第1次教育改革
― 官僚専制へのパラダイム転換 ―
4.1 明治維新の背景
4.2 自由民権思想の規制
4.3 明治憲法と官僚機構の強化
4.4 幕末の教育システム
4.5 文部省の設置と学制
4.6 教育令の公布
4.7 大日本帝国憲法と学制改革
4.8 大学令の公布と私学の設置認可
4.9 富国強兵の号令
4.10 日清戦争〜日露戦争の学制改革
4.11 第1次世界大戦後の学制改革
4.12 日中戦争〜太平洋戦争の学制改革
第5章 第2次教育改革
― 民主主義へのパラダイム転換 ―
5.1 ポツダム宣言の受諾と新憲法の制定
5.2 教育基本法の制定
5.3 学校教育法の制定
第6章 私立大学の奮起
― 私学主導のパラダイム転換 ―
6.1 官僚専制・神風・原爆・敗戦・茫然自失:1945
6.2 廃墟に凛然と立つ私立大学:1946
6.3 冷戦の拡大と抵抗勢力の復権:1947
第7章 第3次教育改革
― 国際化・情報化等への対応 ―
7.1 大学紛争を契機とする経済同友会の提言(1969,7,18)
7.2 大学改革に関する中央教育審議会の答申(1969,4,30)
7.3 大学紛争の要因をめぐる中央教育審議会の答申
7.4 日本経営者団体連盟の基本的見解(1969,9)
7.5 大学問題に関する自民党文教制度調査会の中間報告
7.6 日本経私立大学の見解(1971,6,14)
7.7 臨時教育審議会の設置と審議経過
7.8 大学審議会の設置と審議経過
第8章 四権分立に向けて
― グローバル・ネットワークの構築 ―
8.1 なぜ、教育でなく、学育であるべきか?
8.2 なぜ、大学を万人に開くべきか?
8.3 なぜ、大学は羅針盤であるべきか?
8.4 国際化、情報化に向けた大学の対応
8.5 なぜ、国立大学を民営化すべきか?
8.6 なぜ、民営大学と称すべきか?
8.7 なぜ、四権分立とすべきか?
8.8 なぜ、大学のグローバル・ネットワークが必要か?
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