政策シリーズ 書籍案内


「大学が変わる 日本が変わる」 表紙

政策シリーズNO.2
「大学がかわる 日本がかわる」
UNIVERSITY REFORMATION IN JAPAN
―改革進む日本の大学―
-Toward the Construction of Global Network-

藤川 吉美 著
Fujikawa Yoshimi
定価3,000円(本体2,857円) A5/312頁
2003年8月10日  ISBN4-9901201-0-8 C3037

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目 次

 第1章 大学改革の世界的動向
       ― 国の未来を占う世界の大学改革 ―

   1.1 アメリカ合衆国の大学改革
   1.2 イギリスにおける大学改革
   1.3 フランスにおける大学改革
   1.4 ドイツにおける大学改革
   1.5 中国における大学改革

 第2章 大学の先導的使命
       ― 知的ニーズに応えて ―

   2.1 大学の役割
   2.2 ミュトスからロゴスへ:大学の誕生
   2.3 アテナイ神殿回廊を講義室に:ソクラテス学苑の誕生
   2.4 理想のポリスを求めて:アカデメイア学苑の誕生
   2.5 ポリスからコスモポリスへ:リュケイオン学苑の誕生
   2.6 ヘレニズム期の大学:迷える心の拠所を求めて
   2.7 ギリシア哲学とユダヤ教との結びつき
   2.8 ギリシアからローマへ:キリスト教の大学支配
   2.9 イタリアにおける大学の誕生
   2.10 フランスにおける大学の誕生
   2.11 イギリスにおける大学の誕生
   2.12 アメリカにおける大学の誕生
   2.13 ドイツにおける大学の誕生

 第3章 知力と国力との相関
       ― 国力とは知力である ―

   3.1 知力と国力との相関について
   3.2 市場の知的ニーズと大学の創設

 第4章 第1次教育改革
       ― 官僚専制へのパラダイム転換 ―

   4.1 明治維新の背景
   4.2 自由民権思想の規制
   4.3 明治憲法と官僚機構の強化
   4.4 幕末の教育システム
   4.5 文部省の設置と学制
   4.6 教育令の公布
   4.7 大日本帝国憲法と学制改革
   4.8 大学令の公布と私学の設置認可
   4.9 富国強兵の号令
   4.10 日清戦争〜日露戦争の学制改革
   4.11 第1次世界大戦後の学制改革
   4.12 日中戦争〜太平洋戦争の学制改革

 第5章 第2次教育改革
       ― 民主主義へのパラダイム転換 ―

   5.1 ポツダム宣言の受諾と新憲法の制定
   5.2 教育基本法の制定
   5.3 学校教育法の制定

 第6章 私立大学の奮起
       ― 私学主導のパラダイム転換 ―

   6.1 官僚専制・神風・原爆・敗戦・茫然自失:1945
   6.2 廃墟に凛然と立つ私立大学:1946
   6.3 冷戦の拡大と抵抗勢力の復権:1947

 第7章 第3次教育改革
       ― 国際化・情報化等への対応 ―

   7.1 大学紛争を契機とする経済同友会の提言(1969,7,18)
   7.2 大学改革に関する中央教育審議会の答申(1969,4,30)
   7.3 大学紛争の要因をめぐる中央教育審議会の答申
   7.4 日本経営者団体連盟の基本的見解(1969,9)
   7.5 大学問題に関する自民党文教制度調査会の中間報告
   7.6 日本経私立大学の見解(1971,6,14)
   7.7 臨時教育審議会の設置と審議経過
   7.8 大学審議会の設置と審議経過

 第8章 四権分立に向けて
       ― グローバル・ネットワークの構築 ―

   8.1 なぜ、教育でなく、学育であるべきか?
   8.2 なぜ、大学を万人に開くべきか?
   8.3 なぜ、大学は羅針盤であるべきか?
   8.4 国際化、情報化に向けた大学の対応
   8.5 なぜ、国立大学を民営化すべきか?
   8.6 なぜ、民営大学と称すべきか?
   8.7 なぜ、四権分立とすべきか?
   8.8 なぜ、大学のグローバル・ネットワークが必要か?