共和分テスト(Johansen test[18]) 金利 r(t)が定常なときは,残りの非定常な3変数(m(t),l(t).y(t))に関して共和分を調べる。他方,非定常な金利の場合は(r(t).m(t),l(t),y(t))の4変数に関して共和分を調べることにする。表1の単位根解析において,r(t)とm(t)がトレンドを有することが示されているので,共和分解析においても原データに線形トレンドを持つ場合が |
考察される。表2に定常な金利の場合における(△m(t),△l(t),△y(t))の共和分テストを,表3に非定常金利における(r(t),m(t),l(t)y(t))の共和分テストの結果を示す。ただし,表3における(m(t),l(t),y(t))の共和分は表2と共通であるので記述を省略する。r(t)が定常,非定常いずれの場合も共和分が存在しないことが示される。 |
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